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高次脳機能障害の相談

高次脳機能障害の相談をお受けします

高次脳機能障害とは、病気や事故などで脳が損傷を受けたことにより、脳機能の一部に障害が起きた状態です。症状は様々で、お一人おひとり状況は異なります。

高次脳機能障害の主な症状

• 新しいことが覚えられない。
  病気や怪我の前のことはよく覚えている。
  同じ物を買ってきてしまう。 ・・・記憶障害
• 複数のことを同時にできない。
  集中力が続かない。 ・・・注意障害
• 段取りが悪くなった。
  家事や仕事が進められない。 ・・・遂行機能障害
• 感情のコントロールが難しくなった。
  考えが浮かばない。何をしたらいいか思いつかない。 ・・・社会的行動障害・意欲低下
• 言葉が出てこない。
  相手の話が理解できない。 ・・・失語症
• 自分の症状に気がついていない。 ・・・病識の欠如

「自分の今の状況を知りたい」、「分からないことがある」等ございましたらご相談ください。

世田谷区保健センター　専門相談課　高次脳機能障害相談支援担当
03-6265-7548 （平日午前9時～午後5時）

事業内容

専門相談

相談員と作業療法士、言語聴覚士、公認心理師が対応しています。
高次脳機能障害の原因となった疾患や障害の状態、年齢によって利用できる制度やサービスの内容は異なります。今、自分にとって活用できることは何があるのか、そのために必要な手続きはどうしたら良いか等のご相談が可能です。
ご相談内容に応じて、必要な情報提供、専門医による医療相談、専門職による専門評価などのご提案を行っています。
訪問でのご相談にも対応しています。

専門医相談

高次脳機能障害専門医による医療相談を行っています。

• ※相談に際しては、必要に応じて診療情報、受傷時の脳画像等のご準備をお願いしています。

専門評価

専門職が多方面から、評価をします。現在の回復状態を知り、障害の程度、困りごとへの対策など、ご本人、ご家族、支援者の方々へ助言します。
個別評価、グループ評価を行っています。

• 神経心理学的検査 「注意力」「記憶力」「言語」「知的機能」などの認知機能を確認するための個別検査です。
• 職業評価プログラム 「コンパス」小グループ(最大4人程度)で、作業評価などを行い、就労・復職するために必要なことやその方に合った補完手段を提案します。また、この障害理解を深めるためのグループワークを行います。 「コンパス」のご案内PDF
• 日常生活動作等の評価服薬管理、金銭管理、家事、外出など生活上の困りごとについて、状況に応じて、実際の生活場面の観察含め評価を行います。

交流・支援者派遣

当事者・家族に対する支援を行っています。

主な取り組み

• 失語症サロン
  失語症のある方が、世田谷区で養成している「失語症会話パートナー」「失語症者向け意思疎通支援者」のサポートを体験し、会話を楽しむ場です。
• 失語症者向け意思疎通支援者派遣
• 相談会

失語症サロンPDF 失語症者向け意思疎通支援者派遣PDF

支援者養成・ネットワーク

高次脳機能障害に対応できる支援者を養成することを目指した事業、当事者・家族・支援者と顔の見える関係を築くネットワーク事業を実施しています。

• 高次脳機能障害者ガイドヘルパー養成講座
• 失語症会話パートナー養成講座
• 高次脳機能障害者関係施設連絡会

• ※研修・講座・相談会のご案内については随時更新していますので、お知らせをご確認ください。

高次脳機能障害相談支援のご案内PDF

支援普及に関して

• 保健センターでは、世田谷区の高次脳機能障害のある方への支援拠点として情報発信を行っています。
• 関係機関による高次脳機能障害に関する情報についても随時提供をしていきます。
  お知らせをご覧ください。

• ※掲載希望の方は下記お電話か、お問い合わせフォームからご連絡ください。

高次脳機能障害支援に関して